JALは税金を食い物にするのか。

県知事が路線維持の“陳情ラッシュ”

JALの再建により不採算路線が削られるということで、県知事が陳情に来ているようです。県知事には不採算路線を維持したことにより、JALが苦境に追い込まれたという自覚がないようで、本当に国のことなど考えていないことが明らかになりましたね。

それに最近ひどいと思うのが、JALの企業年金問題です。一生懸命働いてきたのに、年金が減額されるのは何事だという気持ちは分からんでもないですが、しかしこの企業年金によりJALが苦境に追い込まれているのは間違いないですね。

企業年金を維持しろというのはわかりますが、ちょっと考えて欲しいのが、このままJALがつぶれてしまったら企業年金が０円になる可能性もあるわけで。本当に退職者の人は良く考えて欲しいですね。同じJALにいたのだから痛みは少しくらい分かち合わないととは思います。

このJALに公的資金が投入されようとしています。このまま企業年金を減額せずに投入されたら、この税金が企業年金に回ることになりかねません。このまま公的資金が投入されたら国民が納得できるのでしょうか。

JALは何回も国にお願いしているわけで、まあ早く潰したほうがいいかもしれません。飛行機が飛ばないと困ることにはなりますが、飛行機が飛ぶのを維持して、そして法的に破たん処理をするのがいちばんいいのではないでしょうか。

そうしないとJALの体質は変わらないと思います。